ビジブリティ

(状態監視用)

スタンダード

(主要機能を完全網羅)

エンタープライズ

(デリバリ業務向け)

このパッケージは、監視とイベント管理のみで構成されています。 これはMoboLinkの基本モデルであり、デバイスのステータスを監視し、イベント条件を設定して、IT管理者が問題の可能性があるデバイスを認識できるようにするためにのみ使用されます。

このパッケージは、ユーザがデバイス管理を実行し、デバイスのステータスを監視する標準のMDM機能を提供します。 このレベルでは、IT管理者はデバイスに対してリモート制御を行うこともできます。これは、デバイスのメンテナンスに非常に役立ちます。

このパッケージは、MoboLink v4.1の全機能を提供し、IT管理者はすべてのMDM機能だけでなく、デリバリ業務には必須のGoogle Mapを用いたロケーション追跡、さらに稼働状況を分析するためのデバイス履歴のエクスポート、Android Enterprise機能を実行することができます。

状態モニタリング

デバイスにプリインストールされているMoboLinkエージェントにより、デバイス情報をサーバーに定期的に送信するように設定することができます。 この情報には、バッテリ、ストレージ、ロケーション、ネットワーク情報などの各種機能データのほか、バッテリ電圧低下となった回数や、オーバーヒートを発生した回数、再起動数、落下した回数など使用歴に関連した情報も収集することが可能です。

デバイス情報を一元管理

イベント管理

IT管理者は、バッテリー電圧低下、バッテリーオーバーヒートなどのイベントルールを設定できます。トリガー条件をセットすることで、IT管理者はイベントログをコンソール上で確認する方法のほかに、メール、SMS、LINE、またはWeChatを介して通知を受け取ることもできます。

イベントルールを登録し、メールやSNSで管理者に通知

ログデータ管理

MoboLinkを使用すると、バッテリ、ロケーション、通信接続情報など、様々な端末情報をサーバへ定期的に送信することができます。 これらデータはサーバー内のデータベースに保存され、クエリ実行やcsvファイルでのエクスポートにより、さらに詳細な分析や調査を行うことが可能となります。

Mobolinkデータベース内に保存されてる各種ログを確認できる

アプリケーション管理

クライアント端末用のアプリやファームウェアは、個別に管理することも、グループ単位での一元管理も可能です。 アプリ(またはファームウェア)のインストール またはアンインストール、アップグレード、実行、停止等の処理を管理者はMobolinkサーバの管理画面から簡単に、これらのアクションをすべてのクライアント端末に向けてスケジュールすることができます。 キオスク機能を使用すると、管理者は使用を許可するアプリのホワイトリストを設定することで、企業のセキュリティコンプライアンスを強化することもできます。

グループ単位でアプリの一斉配布も可能

デバイス管理

MoboLink デバイス管理は、業界で実績のあるOMA-DM標準に基づいたWebベースの管理画面より、リアルタイムで安全な環境で各クライアント端末の状況を監視および確認することができます。 GPS情報は、デバイスのステータス項目の1つです。 GPS情報をもとに、IT管理者はクライアント端末の位置情報を取得することができます。 取得したGPS情報は、Google Mapサービスを使用し、ユーザーがデバイスの場所を地図上で簡単に確認することができます。

端末を紛失した場合、管理者はデバイスロックや、端末内データの一括消去も可能です。 自社オリジナルのハードウェアとMDMツールにより、デバイスの機能がドライバーレベルで制御されるため、システムの改ざんによるセキュリティ上の懸念が最小限に抑えられます。

デバイス管理画面から、クライアント端末に関するさまざまな制御が行える

端末の各機能のステータス状態を確認時

バックアップ管理

バックアップ管理を使用すると、管理者は数回のクリックで、クライアント端末から重要なファイルまたはフォルダ全体をバックアップできます。 同様にファイルやフォルダの復元も簡単に行えます。 特定のファイルをグループ単位のクライアント端末に、いっせいに復元するオプションも用意されています。

                                バックアップ管理画面よりバックアップ/復元操作が可能

リモートデスクトップを併用したファイルバックアップの実行例

リモートコントロール

管理者は、MoboLink の管理画面よりクライアント端末にアクセスしサーバ上で操作できます。 この機能により、クライアント端末で発生した問題を、遠隔でも直接操作、診断等の対応を迅速に行うことが可能となります。ログ取得の設定や回収作業もユーザに依頼することなく管理者が行えるようになります。

グループよりリモート操作するデバイスを指定

デバイス管理画面より『リモートデスクトップ』を選択

リモートアシスタンスとして動作し、Mobolink上からトラブル解決やサポートが可能

ロケーション管理

ロケーション管理では、MoboLinkは、デバイスの位置情報とジオフェンス機能(仮想的な地理的境界線)をサポートしています。 IT管理者は、ジオフェンス機能を使用して、ジオフェンスエリアを定義し、デバイスが定義したエリアに出入りした場合、アラートを通知する設定することが可能です。

GoogleMap上でデバイスの所在を確認できる

StageGO 管理

StageGOは、ユニテックデバイスにとって重要で便利なステージングおよび構成ツールです。MoboLink 4.0以降では、IT管理者がStageGOスクリプトを作成および編集できるStageGOエディターを統合しました。さらに、MoboLinkは、StageGOスクリプトをデバイスにディスパッチして、スクリプトをリモートで実行することもできます。

Android Enterprise

Android Enterprise の完全なデバイス管理では、デバイス所有者モードがユニテックアプリで使用されるので、デバイスに与えることができる構成が増えます。さらに、管理者はGoogle Play for Workポータルをセットアップして、承認されたアプリケーションのみを含む企業のPlayストアを提供することもできます。 Android Enterpriseでは、アプリをリモートで構成できるため、エンドユーザーが1つずつ構成しなくても、展開時にすぐに使用できるようにアプリケーションを簡単にカスタマイズできます。 最後になりましたが、Android Enterpriseは、デバイスの登録プロセスも簡素化します。

サポートしているデバイス

MoboLink 4.1は、Android 8.0以降のOSを使用するユニテックモバイルデバイスをサポートします。 ユニテックデバイスでサポートされている機能の詳細については、ユニテックの担当者にお問い合わせください。